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2024.03.12
2021年ポーランドにて開催の「第18回ショパン国際ピアノコンクール」、Shigeru KawaiフルコンサートピアノSK-EXを選択し見事6位に入賞し、最年少ファイナリストとして注目を集めたJJ ジュン・リ・ブイ氏。
2024年1月、秋田のアトリオン音楽ホールにてShigeru KawaiフルコンサートピアノSK-EXのお披露目リサイタルに登場いたしました。お披露目となったピアノは、JJが実際に竜洋工場で選定したもの。
第18回ショパンコンクール出場時のインタビューではSKについて
――― 完璧な演奏性と人々を魅了する音色を兼ね備えたShigeru Kawai
―――とてもフレキシブルで、整ったピアノ。カワイのピアノは、ブライトな感じと暗い感じがちょうど良くブレンドされていて、明るい曲、シリアスな曲の両方に向いていると思いました。(記事引用)
と答えてくれたJJ。数年を経た現在のJJの音楽とSKの感触をぶらあぼONLINE公開の記事より探ります。
■ぶらあぼONLINE記事より:秋田アトリオン音楽ホールリサイタルでの演奏とインタビュー
「その音楽は2年前より自由で、一層はっきり聴衆に語りかけるものになっていた。」(高坂はる香)
――― タッチも音色も完璧で、なおかつ広いホールでも細かな音まで十分に写し出され、親密さも感じられるピアノ(記事引用)
「深みのある歌、派手さを狙わない表現が彼の魅力。」(高坂はる香)
「実際JJはこの日、ショパンコンクールのときから大きく変化し、より聴き手に訴えかける力の増した音楽を披露してくれた」(高坂はる香)
――― Shigeru Kawaiの音は温かく、同時にパワフルです。明るくも暗くもなり、そのコントロールがとてもしやすくて、やりたいことがなんでもできます。本当に美しいピアノです(記事引用)
ショパンコンクールでのインタビューと変わらず、演奏性の高さと音色の豊かさ、そして”明るさ”と”暗さ”の両立について言及してくれたJJ。今後もJJの進化し続ける音楽に応えるピアノとして、共に進化し続けていきたい。
■ぶらあぼONLINEの記事全文
ピアノの選定理由や秋田での観客を魅了した演奏の様子がわかる記事、JJの魅力の秘訣に迫ったインタビューと2本の記事が「ぶらあぼONLINE」より公開されております。取材はショパンコンクールも担当した高坂はる香さんが担当。JJの、そしてJJの音楽の魅力がわかる必見の記事になっております。
・高坂はる香のワルシャワ現地レポート♪17♪ J J ジュン・リ・ブイ インタビュー
・秋田の聴衆を魅了した、ショパンコンクール6位入賞の逸材 JJ ジュン・リ・ブイ
・ショパンコンクール入賞から2年、深みを増す若きピアニストの現在
■JJ・ジュン・リ・ブイ氏が語るSKの魅力(SK特設サイト アーティストの声)
ショパンの音楽は陽気でドラマティック、そして深く、感動的なものであり、Shigeru Kawaiはこれらの要望を最大限に表現してくれます。
その完璧な演奏性と人々を魅了する音色を兼ね備えたShigeru Kawaiを弾くことは何事にも代えがたい喜びです。
■Shigeru Kawaiフルコンサートピアノ 『SK-EX』について
「世界一のピアノづくり」を目指す当社が、2001年に発表したフルコンサートピアノのフラッグシップモデル。コンサートピアノとして要求される最高の表現力を実現するために、響板には十分に厳選した材料だけを使用し、原器工程と呼ぶ伝統的な手作り工程で生産。またShigeru Kawaiグランドピアノシリーズで採用した新素材を随所に取り入れた革新的なウルトラ・レスポンシブ・アクションIIが、高い連打性と安定したタッチ感を提供する。繊細で伸びやかなピアニッシモに加えて、力強く輪郭のはっきりした響きが特長。