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2026.08.05

Euregio Piano Award国際コンクール:佐川和冴さんが優勝

Euregio Piano Award国際コンクール

7月27日~8月2日にかけてドイツ ガイレンキェルヒェンで開催された「Euregio Piano Award 国際ピアノコンクール」において、見事、日本の佐川和冴さんが優勝されました。

Euregio会場

《Euregio Piano Award国際コンクール結果》

第1位 Kazusa Sagawa (日本)
第2位 Yangrui Cai(中国)
第3位 Ivan Shemchuk(ウクライナ)

 

セミファイナリストより特別賞

Sonata賞 Fedor Kossyi(ロシア)
Romantic賞 Zeyu Shen(中国)
Young Talent賞 Jan Widlarz(ポーランド)
Contemporary賞 Saho Akiyama(日本)

優勝した佐川和冴さんにお話を伺いました


――― 今回Euregio国際ピアノコンクールに参加されたご感想、1位を受賞されたお気持ちなどをお聞かせください。

現在ドイツで勉強しているということもあり、ドイツで開催されるコンクールに挑戦したいと思っていました。このコンクールは、日本では認知度がそこまで高いわけではないかもしれませんが、副賞がとても充実していると感じました。ドイツでのコンサート出演の機会が十数回あるほか、オランダやベルギーでの公演も予定されていて、現在ベルリンで学んでいる成果を発揮できる良い場ではないかと思ったんです。もちろん、ドイツの方々に自分の演奏を聴いていただけること自体にも大きな意味がありますし、留学中の今の自分がどのように評価されるのかという挑戦の意味もあると思い、参加を決めました。

本当に1位を目指していたので、「よっしゃ!」という気持ちです。ただ、今回のコンクールは本当にタフなスケジュール、状況でした。電車の遅延も多く、自分の思うように移動や練習のスケジュールを組めない状況もありました。また、セミファイナルは15人からファイナルが3人という、とても厳しい選考でした。他のコンクールでもなかなかないくらい一気に人数が絞られるので、そのプレッシャーはかなり大きかったです。

さらに、会場の音響にも特徴があり、その中でどうピアノを響かせるか、耳を使いながら演奏することにも非常に神経を使いました。それでも、自分がやるべきことをすべてベストな形で出し切ることができたと思います。もちろん運の要素もあったかもしれませんが、ファイナルでは自分のできる精一杯の演奏ができました。その上でいただいた評価であり、自分でも終演後には「1位が獲れたら」と思える演奏でした。それが結果として評価されたことが何よりうれしかったです。


――― SK-EXで演奏された感想をお聞かせください。

今回コンクールにエントリーした時は、ホームページでKAWAIのロゴを見た記憶がなかったんです。このコンクールの存在は以前から知っていて、昨年もライブ配信を少し見ていました。その時はスタインウェイで演奏されていたので、今回もスタインウェイなのだと思っていました。ですから、会場に来てKAWAIのピアノが用意されていたのは本当にサプライズでした。それがモチベーションになったし、自分はこれまで何度もSK-EXを弾いてきましたので、ドイツのこの街で、そしてこの会場でSK-EXとともに演奏できたことは、とても大きな安心感につながりました。本当に良いパートナーだったと思います。

ラウンドを重ねるごとに楽器への理解も深まり、ファイナルでは自分の中で一番良い演奏ができたのではないかと思っています。

本当に素晴らしいコンディションに調整していただき、ありがとうございました。


Euregio Piano Award国際コンクール

【日時】2026年7月27日(月)~8月2日(日)/youngカテゴリ:24日(金)~26日(日)
【場所】ドイツ ガイレンキェルヒェン/Aula der Stadt,Realschule (中学校講堂)

ドイツ西部のガイレンキルヒェンで毎年開催される国際ピアノコンクール。ベルギー・オランダ・ドイツの国境地域「ユーレジオ(Euregio)」の名称を冠し、世界各国の若手ピアニストが参加している。国際色豊かな参加者やオーケストラとの本格的なファイナル、国際的な審査員による評価、若手演奏家がヨーロッパで経験を積む場として評価されており、欧州で演奏活動を目指す若手ピアニストにとって有力な国際コンクールの一つとなっている。アリンク・アルゲリッチ財団のメンバーにも名を連ねている。

3ラウンド制で実施。1次予選ではロマン派から近代のエチュード、セミファイナルでは古典ソナタの全楽章が課題となっており、それぞれ課題曲を含むプログラムを求められる。ファイナルでは協奏曲をオーケストラと演奏する。当初予定では1次予選が74名であったが辞退などにより42名に。セミファイナルは15名、ファイナルは3名。

【使用ピアノ】
カワイフルコンサートピアノSK-EX

■Shigeru Kawaiフルコンサートピアノ 『SK-EX』について

「世界一のピアノづくり」を目指す当社が、2001年に発表したフルコンサートピアノのフラッグシップモデル。コンサートピアノとして要求される最高の表現力を実現するために、響板には十分に厳選した材料だけを使用し、原器工程と呼ぶ伝統的な手作り工程で生産。またShigeru Kawaiグランドピアノシリーズで採用した新素材を随所に取り入れた革新的なウルトラ・レスポンシブ・アクションIIが、高い連打性と安定したタッチ感を提供する。繊細で伸びやかなピアニッシモに加えて、力強い輪郭のはっきりした響きが特長。

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