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2026.04.24

SK納入レポート「宮城学院女子大学」松山教授にお話しをお伺いいたしました。-ピアノと、心がつながる場所。-

ピアノと、心がつながる場所。

 

SK-EX(ホール)

今回導入されたのは、カワイの技術の結晶とも言える「Shigeru Kawai」。この楽器に並々ならぬ思い入れを持つ松山 裕美子(まつやま ゆみこ)教授を訪ね、実際に弾いてみて感じた手応えや、これから始まる学生たちとの新しい音楽づくりについて、等身大の想いを伺いました。

 

運命を変えた2018年の「まろやかな衝撃」

 

――まずは今回、SK-EXとSK-3を導入されることになったきっかけを教えていただけますか?

松山教授: 実は2018年まで遡るんです。カワイ仙台店さんのサロンがリニューアルされた際のパーティーに伺ったのですが、そこでSKの音を聴いて衝撃を受けました。「なんてまろやかなんだろう!」って。

――それまでのカワイのピアノの印象とは違いましたか?

松山教授: ええ。私自身、昔からカワイのピアノには親しんできましたが、以前はもっと「キリッと、パキッとした硬い音」というイメージが強かったんです。でも、SKは全く違いました。手作り感のある、温かくてまろやかな響き。「あ、これがシゲルカワイなんだ」と、その時心に刻まれたんです。

――その後、コロナ禍でもご縁があったと伺いました。

松山教授: そうなんです。練習場所を失った学生たちのためにカワイさんが練習室を貸してくださって。そのお礼に伺った際に改めてSKを弾かせていただき、「やっぱりこの温かい音が好きだ」と確信しました。それから国際コンクールでもSKが選ばれているのを見て、確信が熱意に変わりましたね。「学生たちにも、この世界に認められた音を経験させてあげたい」と。

研究室のSK-3と松山 裕美子教授

SKにした理由

 

――大学にはフルコンサートピアノも既に数台ありますが、選定にあたって迷いはありませんでしたか?

松山教授: 確かに他のピアノも既にありますが、「絶対にSKがいい」と私から提案しました。ロームミュージックファンデーションのピアノ事業に申請し、2024年度は残念ながら通らなかったのですが、それでも「私はSKが欲しいんです!」と言い続けました。

――先生のその情熱が、周囲を動かしたのですね。

松山教授: 幸い、本学の及川 浩治(おいかわ こうじ)教授も「いいでしょう」と納得してくださって。及川 教授がSKの選定をしてくださったのですが、搬入されたピアノを弾いている姿を見て、また驚きました。先生の「今、こういう気持ちなんだな」というのが、音を通じてダイレクトに伝わってきたんです。ピアニストの感情をこれほどまでに伝えやすいピアノなんだな、と。

お披露目コンサートにて(及川 浩治教授・ピアニスト)

学生たちが感じた変化

 

――実際に学生さんたちが弾いてみて、反応はいかがですか?

松山教授: まだ導入して間もないですが、弾いた学生はみんな「わーっ!」って喜んでいます。「なんだか自分が上手くなったみたいに聞こえる」なんて言っていますよ(笑)。私も聴いていて「今日、なんか上手だね」って言っちゃうくらい、音がまろやかでホールの残響ともマッチしていて、気持ちがいいんです。

――具体的に、どのような部分に「SKらしさ」を感じますか?

松山教授: 音楽において何より大切な「間(ま)」が作れるところですね。休符の瞬間、音が消えゆくその空間に、まだ何かが鳴っているような豊かな残響。そんな贅沢な「間」を持てるピアノは、そう多くありません。

 

音楽を通じて「心を整える」ということ

 

――先生は、ピアノのレッスンを通じて学生さんに何を伝えていきたいとお考えですか?

松山教授: 演奏にはその人の「心」が出ます。だから、常に心が整っている状態でいてほしい。私のレッスンは、悩み相談から始まることも多いんです(笑)。でも、それも含めて音楽、ピアノを通じて一緒に人生を歩めるような、そんな関係を大切にしています。

――「心を整えて帰る場所」としてのレッスンですね。

松山教授: ピアノを続けている子は、自分自身の辛い心とも向き合わなきゃいけないから、みんな本当に強いんです。この新しいSKが、学生たちの心に寄り添い、共に成長していくパートナーになってくれれば嬉しいですね。

伝統の式典に、新しいSKの息吹を

 

――まもなく卒業式(学位記授与式)ですね。そこでもSKが活躍すると伺いました。

松山教授: はい。本学はキリスト教主義の大学なので、学位記授与式や入学式などの式典は、礼拝形式で執り行われます。式の中で歌われる賛美歌もこのSKで奏でます。卒業生たちにとっても、この新しい音が思い出の1ページになるはずです。

――大学の伝統行事にSKが加わること、私たちも光栄です。

松山教授:しばらくはこのSKで学内がお祭り騒ぎになりそうです。本当に、このピアノに出会えて良かったです。

 

 

Shigeru Kawaiフルコンサートピアノ 『SK-EX』について

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カワイフルコンサートピアノ SK-EX

カワイフルコンサートピアノ SK-EX

「世界一のピアノづくり」を目指す当社が、2001年に発表したフルコンサートピアノのフラッグシップモデル。コンサートピアノとして要求される最高の表現力を実現するために、響板には十分に厳選した材料だけを使用し、原器工程と呼ぶ伝統的な手作り工程で生産。またShigeru Kawaiグランドピアノシリーズで採用した新素材を随所に取り入れた革新的なウルトラ・レスポンシブ・アクションIIが、高い連打性と安定したタッチ感を提供する。繊細で伸びやかなピアニッシモに加えて、力強い輪郭のはっきりした響きが特長。

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