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2023.08.23

【第5位:竹田 理琴乃】第4回Shigeru Kawai国際ピアノコンクール

7月29日-8月6日に開催された「第4回Shigeru Kawai国際ピアノコンクール」
見事ファイナルに進出した6名。この記事では、ファイナリスト6名の1人、竹田 理琴乃さんの本コンクールでの軌跡を演奏動画とインタビューでたどります!
「みなさんの応援が励みになった。」「Shigeru Kawaiの音色は温かく、包み込んでくれるようだった。」と優しく語ってくれた竹田 理琴乃さん。
すてきな演奏と、温かいお人柄がよくわかるインタビューをたっぷりとお楽しみいただける記事になっています!

「第4回Shigeru Kawai国際ピアノコンクール」まとめ記事

-目次-

 

第5位受賞 竹田 理琴乃さん プロフィール

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竹田 理琴乃(たけだ りこの)

1993年生まれ。石川県出身。
ポーランド国立ショパン音楽大学を首席で卒業。京都市立芸術大学大学院音楽研究科修士課程を首席で修了、大学院市長賞受賞。
第82回日本音楽コンクール第3位。
全日本学生音楽コンクール全国大会小学校の部第1位。中学校の部第3位。高校の部第1位。
第17回、第18回ショパン国際ピアノコンクール(ポーランド)ディプロマ。
The10thYoungsters InterpretChopinCompetition in Konin(ポーランド)第1位。
第2回いしかわ国際ピアノコンクール大学・一般の部金賞、聴衆賞。
第28回宝塚ベガ音楽コンクール第1位、兵庫県知事賞、会場審査員特別賞。
The3rdCoimbraWorldPianoCompetition(ポルトガル)第3位。
第25回松方ホール音楽賞を受賞。そのほかピティナ、ショパン国際コンクールinASIAなど多数のコンクールで入賞。
いしかわミュージック・アカデミーにて奨励賞、IMA音楽賞。第14回ミュージック・アカデミーinみやざき2021にて優秀賞。
12歳で(公財)石川県音楽文化振興事業団主催による初リサイタル以降、数多くのリサイタルを行う他、多数のコンサートやNHK-FM「リサイタル・パッシオ」に出演。
これまでに東海林也令子、戸崎由香、江口文子、チュンモ・カン、ピオトル・パレチニ、上野真、砂原悟の各氏に師事。

【竹田さんSNS】
X(Twitter)

◆演奏曲目

1次

ショパン / ノクターン 第16番 変ホ長調 Op.55-2
C-V. アルカン / 「全ての短調による12の練習曲 Op.39」 より第12番 イソップの饗宴

セミファイナル

W.A. モーツァルト / デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 ニ長調 K.573
R. シューマン / フモレスケ 変ロ長調 Op.20

ファイナル

F. ショパン / ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11

◆演奏動画

■1次演奏動画

ショパン / ノクターン 第16番 変ホ長調 Op.55-2
C-V. アルカン / 「全ての短調による12の練習曲 Op.39」 より第12番 イソップの饗宴

■セミファイナル演奏動画

W.A. モーツァルト / デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 ニ長調 K.573
R. シューマン / フモレスケ 変ロ長調 Op.20

■ファイナル演奏動画

F. ショパン / ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11

◆インタビュー

「セミファイナル演奏直後」

18_Rikono TAKEDA

—セミファイナルを終えて今の感想をお聞かせください。

今ほんとに弾き終わった直後で、もう頭の中が全然整理ついてないような状況です。
すごく緊張感はあったんですけども、シゲルカワイの温かい音色に助けられて、なんとか弾き終えることができました。

—1次予選、セミファイナル、ファイナルの演奏曲目はどのように組まれましたか?

単純に弾きたい曲、好きな曲を選びました。
今は定期的なレッスンなどには通っていないので、 先生からアドバイスをもらったりとかではなく、自分の好きな曲を集めて、自分が挑戦したい曲を選びました。

「ファイナリスト発表直後」

—ファイナル出場、おめでとうございます!率直に今の感想をお聞かせください。

すごく嬉しいです!!

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©Shigeru Kawai 国際ピアノコンクール委員会

「ファイナル演奏直後」

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—ファイナルの演奏を終えて、今のお気持ちをお聞かせください。

今日はすごく大好きな作品を演奏させてもらったんですけども、やっぱり大好きな作品だからこそ、もっとこうしたいとか、理想がまた新たに見つかって、もっと頑張らなきゃなという風に思うようなステージでした。

—このコンクールの特色でもある「2台ピアノの協奏曲」いかがでしたか?

オーケストラと合わせるのとはまた違った楽しみがありました。楽しさだったりとか、難しさが見えてすごく勉強になりましたし、伴奏してくださってる先生も素晴らしい先生なので、間近で音を聞くことができて、勉強になりました。

—1次予選、セミファイナルとは会場が変わりました。変化はありましたか?

サロンとホールって、聞いてくださる方々の距離感が全然変わってくるので、距離感を調整する難しさをすごく感じることができました。
サロンは距離がすごく近くて緊張感もありますが、お客様の息遣いも感じられるところがすごく楽しめました。今日のすごい広いホールの独特の響きがすごく楽しかったなという風にホールの違いを感じて、楽しめました。

—最後にご来場のお客様や配信を視聴された皆さんへ向けてメッセージをお願いいたします!

演奏を聞いてくださった方々、応援してくださった方々にすごく感謝の気持ちでいっぱいです。
1週間の間に3つ本番があってすごく精神的に大変なことも多かったんですけど、「頑張って!」ってお声がけいただいた、その言葉がすごく励みになりました。
またこれからも、音楽を通して感謝の気持ちを伝えられるように、これからも頑張りたいと思いますので、引き続き応援していただけたら嬉しいです。

「入賞者演奏会にて」

Rikono-TAKEDA_a

—一夜明けて、受賞された感想をお聞かせください。

5位をいただけて、もうとても嬉しい気持ちではあるんですけども、ちょっと納得行く演奏ができなかった部分もあるので、悔しい気持ちと、次に向けて心新たに頑張りたいなという風に思っています。

—Shigeru Kawai国際ピアノコンクールはいかがでしたか?

コンクールってすごく緊張感があって、ピリピリしてる雰囲気っていうイメージがあるんです。
でも、この国際コンクールは、 なんかスタッフの方々がすごく温かくて、いつもこう、応援してる優しいまなざしをくださって、毎ステージ、毎ステージ、安心して挑むことができました。

—SK-EXの印象、出会い、初めて弾いたときの思い出、音色などをお聞かせください。

シゲルカワイのピアノは、他にはない温かみのある音で、すごく演奏していて、音が自分のことを包み込んでくれるような、そんな気持ちにさせてくれて、1度弾いたら、忘れられない快感みたいなものがすごくあって、コンクール期間中に、さらにシゲルカワイのピアノの虜になりました。

 

度重なるインタビューに快くお応えいただいただけでなく、優しい言葉と笑顔で回答をしてくださった竹田理琴乃さん。
今後の更なる活躍も応援しております。

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