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2023.09.29

【コンサートピアノ納入レポート】 中電ホール(愛知県名古屋市)

名古屋市の中心地である栄からアクセスしやすい場所にあり(名古屋市東区東新町1番地)、著名アーティストから地域市民のみなさままで、幅広い方々に長年愛されてきた「中電ホール」。

そのホールに新たに、カワイのフルコンサートピアノ、「シゲルカワイ SK-EX」が納入されました。

★P1180365WEB用愛知県名古屋市「中電ホール」に新たに納入された、シゲルカワイフルコンサートピアノ「SK-EX」

■館長の吉川博久様にお話しを伺いました。

昭和 38 年 5 月のこけら落としの場で、「ささやかながら地域文化向上の一役を担いたい」と代表者が挨拶したところから、中電ホールの歴史は始まりました。開館から 60 年の歴史がありますが、2019 年 1 月にはリニューアルをし、木質系の落ち着いた雰囲気をもつワンスロープ式のホールになっています。客席数は 425 席です。

ホールでは2台のコンサートピアノを所有していました。その1台を買い替える計画が上がった際には、カワイの調律師の方がピアノのメンテナンスに長年に渡り携わってくださっていたことや、日頃から発表会やコンクールでご愛用頂いていたことがすぐに頭に思い浮かびました。

さらにクラシック音楽に造詣が深い私の上司が、「近年、世界中の舞台で活躍し話題となっているShigeru Kawaiの最高峰のピアノがいいよ」と言っていたこともあり、社内では『SK-EX』を購入する方向でどんどんと話が進みました。
納入直後のピアノの弾き込みにご協力いただいた、ピアニストの中根浩晶さんからも「素晴らしいピアノ」との評価をいただきました。
馴染みの利用者からホール利用の問い合わせが入った際は、「カワイのピアノが新しく入ったよ」と積極的に案内することもありますよ(笑)。

これからも「中電ホールに行けば、シゲルカワイの最高峰の音が聴ける」と多くの皆様に言っていただけると嬉しいです。

■中電ホールのご案内

中電ホール
https://www.chuden-hall.jp/
愛知県名古屋市東区東新町1番地
☎052-951-6908

■ピアニスト 中根浩晶さんのコメント(抜粋)

ホール納入直後からそのピアノの弾き込みや調整にご協力いただき、またお披露目の記念となるコンサートに出演された、ピアニストの中根浩晶さんにお話しを伺いました。
インタビュー全文・お披露目コンサートの様子はこちら>>

中根浩晶

歴史ある中電ホールにSK-EXが納入され、弾き込みにも携わることが出来たのは大変興味深い経験でした。納入されたばかりの最初の弾き込み時は、ピアノ全体がまだ柔らかい響きではありましたが、SK-EXの持つ響きの魅力は充分に感じられましたし、弾き込むにつれて少しずつ花のつぼみが開いていく印象を受けました。特に弱音の美しい響きは素晴らしく、これから成長が進むといったいどんな多彩な響きが生まれるのだろう、という大きな期待を持ちました。
コンサート当日のSK-EXは、リハーサルそしてコンサート後半のプログラムに進んでいくにつれてますます楽器の響きが変化していき、煌びやかな高音の響きや強弱の表現の幅広さ等、SK-EXの魅力が伝わるようになっていくのを感じました。
楽器本来の響きになるまで数年かかると言われていますので、これからの楽器の成長過程が楽しみです。素晴らしいピアノが納入されたことに加え、中電ホールも数年前に改修され音響等の設備が刷新されたこともあり、クラシック・コンサートの機会がこれまで以上に増えるのではないか、と思います。

インタビュー全文・お披露目コンサートの様子はこちら>>

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