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2016.06.30
第9回浜松国際ピアノコンクールでフルコンサートピアノSK-EXを演奏し、日本人最高位の奨励賞を受賞した三浦謙司さん。「カワイコンサート2016」で関西や北陸の音楽愛好家に演奏をお届けしたのに続いて、5月22日には浜松市内の「珈楽庵」サロンコンサートに出演しました。
当日は、開場前から熱心な愛好家が行列を作るなど盛り上がりを見せ、夕刻のカフェのリラックスした雰囲気の中、コンクールでも演奏したショパン「バラード4番」やラフマニノフ「前奏曲ニ長調」を含む9曲をShigeru Kawai SK-2で披露。満席の店内から大きな拍手が送られました。
香り高いコーヒーを味わいつつ談笑していた来場者は、目の前で繰り広げられる演奏に目を閉じて一音たりとも漏らさない様子で聞き入ったり、演奏する指先に視線が釘付けになるなど、コンクール入賞者の演奏をかぶりつきで観られるサロンコンサートならではの醍醐味を満喫しました。
音楽活動の原点となった浜松国際ピアノコンクールを含め、日本国内で演奏する喜びは一入と語る三浦さん。来場者との距離の近さを楽しむように、夜のカフェに合うオリジナルジャズアレンジのポピュラー曲も演奏するなど、コンクールとは違った魅力を見せてくれました。