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2021.09.14
第3部にご出演の竹田 理琴乃さん、伊藤 順一さんのコメントです。
竹田 理琴乃(ショパン:前奏曲 嬰ハ短調 Op.45 / エチュード 嬰ハ短調 Op.10-4 他)
コメント:
予備予選を行ったワルシャワには以前住んでいたので、懐かしい場所で落ち着いて過ごすことができました。2度目のショパンコンクールですが、前回から6年経って自分なりの解釈も変わってきたと思うので新しい気持ちで演奏したいと思います。今日は好きなショパンの曲を詰め込んでみました。弾いてみて、難しい曲だけれやっぱり好きな曲だなと再認識しました。Shigeru Kawaiは重厚感があって暖かい音でピアノに助けられている感じがします。
伊藤順一(ショパン: ピアノソナタ 第3番 ロ短調 Op.58 / アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22)
コメント:ネット配信された予備予選を聞いてくださった方で、自分がこだわっているものがわかったよと言ってくださる方がいたので、とても嬉しく力になりました。本番前はゆったり過ごすようにしていますが、前日になるとワクワク(そわそわ)してして眠れなくなってしまうので、前日までに寝不足にしておいて前日はぐっすり眠るようにしています。今日の選曲は予備予選の間寝かせていた曲を呼び起こすつもりで弾きました。ショパンは好きすぎて途中でわからなくなることもありますが、練習して研究して方向が見えてきてまた深く好きになるんです。ショパンコンクールでは、当たり前ですがみなさんショパンを弾いているのを聴いて、ますますショパンが好きになりました。