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2019.07.04
5月25日~6月9日に仙台市で行われた「第7回仙台国際音楽コンクール ピアノ部門」で佐藤元洋さんが日本人最高の4位に入賞しました。
1次予選からファイナルまで一貫してカワイのフルコンサートピアノSK-EXを使用してくださいました佐藤さんに、コンクールを終えた感想をお聞きしました。
Q. コンクールを終えて、心境はいかがでしょうか?
本当にレベルの高いコンクールだということは、他の演奏者の演奏を聴いて感じました。そういうコン
クールで、最後のラウンドまで弾かせてもらえたことは本当に幸せなことだったなと思っております。
Q. 今回、1次予選からファイナルまで、SK-EXを使用してくださいましたが、セレクション時のお話をお聞かせください。
今回自分が用意したレパートリーに1番相応しい音がしていると感じました。
最初のセレクションの時には、音としてはただ明るい音・華やかな音というだけではなくちょっと陰のある・深みのある音というのがキャラクターとしてはっきりしている楽器だなという印象でした。特に今回の自分のプログラムにはそういう要素が必要だったので、そこが一番の決め手として選択をしました。
Q. SK-EXを弾いてみていかがでしたか?
音のポイントや快適に弾けるというメカニックの部分、アクションの部分などが自分にしっくりくる楽器でないとなかなか難しい部分もあると思うのですが、それも自分にとって良いレスポンスで、すごくいい感じでした。
ラウンドを経るごとに音のキャラクターも、調律の方やカワイのスタッフのみなさんとお話しするなかで色々なキャラクターがでてきて、それを自分で弾いていく中でも見つけることができるというポテンシャルのある楽器だなと感じながら弾いていました。
現在は、ドイツ・ベルリン芸術大学にて研鑽を積んでいる佐藤さん。
今後の活躍に目が離せません。