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2017.10.31
9 月12~23 日にスペインで開催された「第20 回ホセ・イトゥルビ国際ピアノコンクール」において、当社フルコンサートピアノ『SK-EX』を弾いたファティマ・ズーソヴァさんが、優勝いたしました。
このコンクールは、バレンシア市生まれのピアニストであり指揮者・作曲家でもある、ホセ・イトゥルビ氏(1895~1980)の功績を称え1981 年から開催されている国際コンクールで、ファイナルはテレビ中継やストリーミング配信もされ、スペイン国内でも注目のコンクールとなっております。
優勝者のファティマ・ズーソヴァさんには、賞金の他にCD リリースと3 回のコンサートの開催が予定されています。
今回のコンクールでは、優勝者のファティマさんの他、4 位のアンドレイ・イヴァノフさん(ベラルーシ)、日本人唯一の入賞者、兵庫県出身で現在ベルリン芸術大学大学院に在籍中の坂本彩さんも『SK-EX』を使用し、5 位入賞を果たしました。さらに予定にはなかった『現代新曲賞』が急遽設けられ、素晴らしい演奏をした坂本さんに贈られました。
ファティマさんは「今回演奏したSK-EXはとても力強く、広がりがあり、また柔軟性もあって弾いていて大変心地良く、ファイナルの時に演奏した「ブラームス ピアノ協奏曲第2番」をこのピアノで演奏出来たことは大きな喜びでした。演奏中、カワイのピアノはいつも豊かな表現力と演奏性で応えてくれました。
このピアノに素晴らしい調整をして頂いた調律師の方にも、感謝の気持ちを伝えたいです。」
とのコメントを寄せてくださいました。