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2016.12.31

フルコンサートピアノSK-EXが「第10回パデレフスキ国際ピアノコンクール」公式ピアノに

2016年11月6日~20日まで開催された「第10回パデレフスキ国際ピアノコンクール」公式ピアノにカワイフルコンサートピアノSK-EXが採用されました。

「パデレフスキ国際ピアノコンクール」は、音楽家でありポーランドの首相も務めたイグナツ・ヤン・パデレフスキを記念したピアノコンクールで、ポーランドのヴィドゴシチ市で3年毎に開催されています。第9回浜松国際ピアノコンクール優勝者・アレクサンデル・ガジェヴ氏のオープニングコンサート(SK-EXを演奏)で幕を開けた今回のコンクールには、世界各地の予選を通過した47名が出場。日本人最上位となるセミファイナリスト・秋元孝介さんは一貫してSK-EXを演奏し、「ポーランド人作品最優秀演奏賞」を受賞しました。

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■第10回パデレフスキ国際ピアノコンクール 結果
・第1位 イ・ヒョク(Lee Hyuk/韓国)
・第2位 クシュリク ヤクブ(Kuszlik Jakub/ポーランド)
・第3位 アンドレーワ スヴェトラーナ(Andreeva Svetlana/ロシア)
・ポーランド人作品最優秀演奏賞 秋元孝介(Kosuke Akimoto/日本)※SK-EX使用

■秋元孝介さんのコメント
【受賞について】セミファイナル10人全員が必ず弾くことにより、「比較」されてしまう中で最優秀演奏賞を頂けたことは大変光栄です。この曲の表現の大部分は演奏者の考えに委ねられており、特に僕は本番のホールの空間、そしてピアノからのインスピレーションをもとに即興性、ひらめきを大切に演奏しました。本番では作品に入り込んで演奏することができ、このような結果を頂きましてとても嬉しく思います。
【ピアノについて】コンクールの最初のセレクションで、自分の持っている音色を存分に引き出せる楽器なのではと直感しました。そこからラウンドを重ねる毎に、楽器の性格も把握し、僕が頭と心でイメージした音をほとんどそのままこのピアノの音で表現できたように思いました。今までに、ここまで自分の思った音を素直に表現できた楽器はなかったように思います。今回セミファイナルまで残れましたのも、この相棒と一緒だったからというのは過言ではないと思います。

■プロフィール 《 秋元孝介 Kosuke Akimoto 》
1993年、兵庫県西宮市に生まれる。兵庫県立西宮高等学校音楽科を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻を首席で卒業。第7回ショパン国際ピアノコンクールin ASIA 銅賞。第31回ピティナ・ピアノコンペティション ベスト賞。第2回ロザリオ・マルシアーノ国際ピアノコンクール 第2位。兵庫県教育長より「ゆずりは賞」を受賞。第23回宝塚ベガ音楽コンクール 第2位・会場審査員特別賞。第22回ABC新人コンサート音楽賞を受賞。東京、大阪、神戸、福岡などでリサイタルを開き、藝大モーニングコンサート、藝大室内楽定期演奏会、サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデンなどに出演。浜松国際ピアノアカデミー、VYP国際ピアノアカデミーなどに参加。サントリーホール室内楽アカデミー第3期フェロー。平成27年度(公財)青山財団奨学生。これまでに、緒方裕子、片山優陽、青井彰、有森博の各氏に師事。現在、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程に在学中。2016年6月にはカワイ表参道・ランチタイムコンサートに出演。

 

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