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2025.09.08
【お話を伺った先生方と生徒のみなさん】
武蔵野大学 教育学部幼児教育学科 准教授 高牧 恵里(たかまき えり)先生
武蔵野大学中学校・高等学校 教諭 杉浦 みずほ(すぎうら みずほ)先生
武蔵野大学中学校・高等学校の生徒のみなさん
高校3年生 齋藤(さいとう)さん
高校3年生 安田(やすだ)さん
高校2年生 泉﨑(いずみざき)さん
中学3年生 佐藤(さとう)さん
幼稚園から中学校まで習っていたピアノ。高校では通学時間の関係でレッスンに通えなくなりましたが、家で趣味として続けてきました。今回、Shigeru Kawaiという有名なピアノで弾ける機会を得られると聞いて、ぜひ参加したいと思いました。
実際に弾いてみると、すごく重厚感があるのに音はとても柔らかくて、低い音から高い音まで美しい音を作り出すことができるピアノでした。
合唱部の部長として、この雪頂講堂での発表も経験していますが、今回は素晴らしいピアノと向き合いながら特別な気持ちで演奏できました。
この学校の先輩後輩の縦のつながりの深さや、緑豊かな環境は私にとっての宝物。将来は看護師を目指していますが、心の面で苦しんでいる人に、ピアノや音楽を通して何かを届けられるような演奏を続けていきたいと思っています。
私にとってピアノは暗い気持ちになった時の励みになり、気持ちを楽にしてくれる存在。でも普段はピアノの演奏を披露することがあまりないので、今回のコンサートは本当に貴重な機会でした。そして何より、アーティストのYoshikiさんと同じピアノ(※)だと聞いて、憧れのピアノを弾けるチャンスだと思い参加を希望しました。
実際に弾いてみると、家で練習しているピアノとは音の質が全く違うことに驚きました。リハーサル後に調律師さんがピアノを丁寧に調律してくださったおかげで、本番ではさらに弾きやすくなっていました。気持ちよく演奏できて、思い通りに弾けたと思います。
この学校の魅力は、勉強だけでなく、ピアノや音楽などを大切に取り入れてくれること。自分の好きなことを見つけやすい環境があります。
将来はホテルなどのサービス業を目指していて、大学に入学後は語学留学にも挑戦したいと考えています。そしてもちろんこれからもピアノとずっと触れ合っていきたいです。
※YoshikiさんもSK-EXをご愛用いただいております。
今回演奏したショパンの「幻想即興曲」は、去年の1月から練習していた曲です。私は幼稚園の頃からずっとピアノを習っていたのですが、人前で演奏する機会があまりないので、母親と祖母に「良い機会だから参加して、SK-EXを一度でも弾いてみた方がいい」と背中を押され、参加することに決めました。
Shigeru Kawaiのことは前々から知っていましたが、まさか自分の学校に来るなんて信じられませんでした。
実際に弾いてみると、音がとても優しくて、柔らかで、軽い感じで、他のピアノとは全然違いました。演奏した曲は中盤で歌うような感じの部分があり、同じフレーズが続くのですが、そこで曲を強くしたり弱くしたりする表現を、このピアノでは本当によく発揮できました。
私は吹奏楽部に所属していて、ホルンを担当しています。来年度は進学ですが、音楽が大好きなので、音楽大学への進学も考えています。今日の演奏を終えて、本気で頑張ってみようかなという気持ちになれました。
Shigeru Kawaiのことは、以前からよく知っていました。多くの有名なアーティストが使っているピアノで、僕のイメージでは「いろんな表情の音が出せるピアノだな」という印象があったんです。だから今回、自分の学校にShigeru Kawaiが来ると聞いた時は、驚きと同時に胸がワクワクしました。
今回のコンサートは先生から声をかけていただいたのがきっかけですが、Shigeru Kawaiが弾けるとあって迷わず参加を決めました。
実際に弾いてみると、やはり他のピアノとは全く違いましたね。鍵盤の重さの扱い方が独特で、いろんな音の出し方ができるんです。僕が想像していた通り、表現力がすごく豊かなピアノでした。
今回演奏したショパンの「スケルツォ第2番」は、ショパンコンクールで2位になった反田恭平さんの演奏を聴いて選んだ曲です。演奏中、汗でちょっと滑ってしまいましたが、軌道修正してなんとか最後まで弾けました。
僕は小さな頃からピアニストになりたいと思い続けて、もう10年間以上やってきました。ピアノは体も心も擦り減るときがありますが、それでも僕はピアノが大好きなので、将来は音楽大学を目指します。
▮学校法人武蔵野大学について
1924年に仏教精神を根幹とした人格教育を理想に掲げ、武蔵野女子学院を設立。1927年に高等女学校となり、学制改革により1947年・1948年に武蔵野女子学院中学校・武蔵野女子学院高等学校を設置。2019年に武蔵野女子学院中学校・高等学校を武蔵野大学中学校・高等学校へと名称変更し、同時に中学校を男女共学化。2020年には高等学校も男女共学化した。
大学は武蔵野女子大学を前身とし、2003年に武蔵野大学に名称変更。2004年の男女共学化以降、大学改革を推進し13学部21学科、13大学院研究科、通信教育部など学生数13,000人超の総合大学に発展。2019年に国内私立大学初のデータサイエンス学部を開設、2021年に国内初のアントレプレナーシップ学部を開設し、「AI活用」「SDGs」を必修科目とした全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」をスタートさせる。2023年には国内初のサステナビリティ学科を開設。2024年には創立100周年を迎え、世界初のウェルビーイング学部を開設した。2050年の未来に向けてクリエイティブな人材を育成するため、大学改革を進めている。
(参考:学校法人武蔵野大学ホームページ、武蔵野大学公式ホームページ)
https://ef.musashino-u.ac.jp https://www.musashino-u.ac.jp/
▮Shigeru Kawaiフルコンサートピアノ 『SK-EX』について
「世界一のピアノづくり」を目指す当社が、2001年に発表したフルコンサートピアノのフラッグシップモデル。コンサートピアノとして要求される最高の表現力を実現するために、響板には十分に厳選した材料だけを使用し、原器工程と呼ぶ伝統的な手作り工程で生産。またShigeru Kawaiグランドピアノシリーズで採用した新素材を随所に取り入れた革新的なウルトラ・レスポンシブ・アクションIIが、高い連打性と安定したタッチ感を提供する。繊細で伸びやかなピアニッシモに加えて、力強く輪郭のはっきりした響きが特長。
▮ライターご紹介
ライター 小川 あきみ
静岡県浜松市在住。立教大学文学部卒。人物インタビュー、住宅紹介、企業情報など幅広い分野で取材・執筆を続けて30年余り。一人ひとりの想いに寄りそう取材と、心に響く文章づくりを心がけています。