VOICES

国内外における気鋭のピアニストから数々の惜しみない賛辞を受けている、Shigeru Kawai。プロフェッショナルの演奏者が演じる、このピアノの魅力を語っていただきました。 国内外における気鋭のピアニストから数々の惜しみない賛辞を受けている、Shigeru Kawai。プロフェッショナルの演奏者が演じる、このピアノの魅力を語っていただきました。

ミハイル・プレトニョフ ミハイル・プレトニョフ

ミハイル・プレトニョフ ミハイル・プレトニョフ

私はカワイフルコンサートピアノSK-EXで演奏活動を行っていますが、初めて弾いたのはモスクワ音楽院が所有するSK-EXでした。SK-EXは限りない可能性とポテンシャルを持ったピアノです。モスクワ音楽院での偶然の出会いでその手応えを直感しました。そして来日の際に訪問したShigeru Kawaiピアノ研究所で再びSK-EXに触れた時、その直感は確信へと変わりました。温かい音、静かに心に届きときめきを感じさせる音、激しい感情を表現する音、訥々と語りかける音… 人間の感情を芸術的に表現してくれるピアノです。
ピアニスト活動を始めた30数年前に戻り、その時にSK-EXを弾くチャンスがあれば、私の音楽観とピアニスト人生は違う歩みになったであろうと思い返すと、SK-EXとの出会いが数年前であったことが悔やまれてなりません。SK-EXをパートナーとして、世界中の皆さんに私のピアノを聞いていただけることをうれしく思います。
そして、このピアノを生み出したカワイに心から感謝いたします。

関本 昌平 関本 昌平

関本 昌平 関本 昌平

「最高のピアニストは、最高のピアノがあって成立する」私が考えるこの信念は、2005年のショパンコンクールにおけるShigeru Kawaiとの出会いに始まっている。自身の表現力だけでなく、ピアノ側から新たなイメージを授かることで、より高い次元を目指すことができると思うのだ。そうした立場からの感想として、今回のモデルチェンジは素晴らしい。特に低音部の深さは「温かみのある深さ」。また全体のバランス感がさらに整い存在感が増した。例えて言えば、ショパンだけでなく、ブラームスやベートーベンなどの音楽にも向くと思う。それらの音楽は、存在感がある音でないと全く心に響かないからだ。私が最も大切に考える「タッチ」に関しても、表現の幅を広げてくれるような存在感を感じる。そこには、単なる軽さの追求ではない心地良い抵抗感がある。この絶妙な抵抗感が表現の幅につながる。このように演奏表現には常に演奏者とピアノの相互反応による変化があり、ともに革新していくイメージの周辺に「柔軟性」が存在する。革新によって生み出されたやわらかなアイデアこそが、さらに次の表現をつくるのだと思う。私もShigeru Kawaiとともに「革新し続ける存在」でありたい。

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