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2021.03.09

KAWAI PREMIUM CONCERT vol.2

前回に引き続き「KAWAI PREMIUM CONCERT」出演者のコメントをご紹介いたします。

 

◆重森 光太郎さん

今回アクトシティ浜松の中ホールで初めて弾いたのですが、すごく響きが良くて自分の音楽がしっかり伝えられたかなと思います。昨年は演奏の予定がいくつかあったのですが、延期や中止になったりという日々でしたので、その中で今日演奏会を迎えられて、モチベーションがあがりましたし、こういう場で弾けたこと、自分の音楽をやっと伝えられたことに対して嬉しい気持ちがこみ上がりました。
ショパン国際ピアノコンクールは子供のころから憧れのコンクールなので、今自分ができることを精一杯尽くせたら良いなと思います。

 

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重森 光太郎  Kotaro SHIGEMORI
2000 年生まれ。2017 年第1 回Shigeru Kawai 国際ピアノコンクールファイナリスト、奨励賞。2018 年第19回ショパン国際ピアノコンクールin Asia プロフェッショナル部門銀賞。第9 回桐朋ピアノコンペティション第1 位。2019 年第9 回安川加寿子記念コンクール第1 位、及び安川加寿子音楽賞、山中賞。2021 年第18 回ショパン国際ピアノコンクール ワルシャワ予備予選出場。その他、全日本学生音楽コンクール全国大会入賞など多数。高校卒業演奏会、銀座音大フェスティバル、宮崎国際音楽祭(新星たちのコンサート)などに出演。これまでにピアノを高務智子、辻井雅子の各氏に師事。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を経て桐朋学園大学音楽学部に特待生として入学。現在、3 年に在学中。ピアノを三上桂子、岡本美智子の両氏に師事。

 

 

◆古海 行子さん

今回の私のプログラムは、どれもバックグラウンドにあるものが違いますし、曲の持っている性格も全然違うので、それを弾く側としては弾き分けるのが大変でしたが、聴いてくださる方々にはそれぞれを楽しんでいただけたらという想いで演奏しました。
ショパン国際ピアノコンクールだから特別という気持ちは無く、ただショパンとじっくり向き合うという時間になると考えています。私は前回のショパンコンクールにも運良く出させていただきましたが、その時からレパートリーも増やしてきましたし演奏の場も経験してきましたので、自分の変化を楽しみつつ新しく色々知ったうえでショパンを模索できることがすごく楽しみです。じっくりショパンと向き合って、今の私ができるショパンの演奏ができたらいいなと思います。

 

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古海 行子  Yasuko FURUMI
2018 年第4 回高松国際ピアノコンクールにおいて日本人として初めて優勝。2019 年第11 回パデレフスキ国際ピアノコンクール(ポーランド)にて第3 位入賞。これまでに、第40 回ピティナピアノコンペティション全国決勝大会G級金賞、第7 回福田靖子賞選考会第1 位、第20 回ショパン国際ピアノコンクールin ASIA アジア大会プロフェッショナル部門金賞など入賞を重ねる。日本コロムビアのOpus One レーベルよりCD デビュー。ドゥシニキ国際ショパン音楽祭(ポーランド)やヤングプラハ音楽祭(チェコ)に出演。これまでに国内外で数多くのコンサートに出演する。東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団等と共演する。昭和音楽大学卒業。現在、昭和音楽大学大学院音楽研究科修士課程1年、
同附属ピアノアートアカデミー在籍。江口文子氏に師事。

明日は、黒木雪音さんと伊藤順一さんのインタビューを紹介します。

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