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2014.10.15

【特別企画 連載第2回】 巨匠ミハイル・プレトニョフ復活 SK-EXとの出逢いをきっかけに

MPAが語るプレトニョフ氏とShigeru Kawai

「やわらかい音」の言葉にこめられた演奏表現への想い

2013年3月のイタリアにおいて、プレトニョフ氏がクレメラータ・バルティカとのツアーでピアニスト再開を果たした際、ピアノの調律を務めたのがMPAでした。その後もヨーロッパ各地でのコンチェルトでの調律を経て、2013年12月のモスクワ音楽院で行われたリサイタルの調律も行うなど、プレトニョフ氏の復活の場面を間近に見てきたMPAは、折に触れてマエストロへの畏敬の念を感じていました。それは演奏の素晴らしさだけでなく、調律の時からだと言います。

「マエストロはお好みがはっきりされていました。私どもに望まれ、伝えていただいたのは『やわらかい音』という言葉でした。通常は、重い軽いという現実的な言葉で伝えられるケースが多いなか、やはりマエストロらしい感性なのだと実感した言葉でした。そして、マエストロが思う『やわらかい音』という言葉の意味を深く考えていくと、『やわらかな心の在りようの様々を表現する音』と思い至ったのです。音が発せられた後にも動きのある鳴り方、それが豊かな表情となり、やわらかく歌うピアノに仕上げていく。その試みを確実に続けていくことで、マエストロから『これでいい。素晴らしい』という言葉を聞いた時、安堵を覚えたと同時に、とても光栄に思いました」。

また調律にあたって、MPAへのリスペクトを感じることもしばしばあったそうです。「例えば、『大きな音というのはいくらでも出せるから気にしなくて大丈夫です。表現したい音というのはピアニストとMPAが共に作りだすものだと考えています。SK-EXはとてもいいものを持っていますから、それを引き出すようにしてください』と言ってくださいました」と振り返ります。

MPAが考える「SK-EXが選ばれた理由」

MPAとして復活のヨーロッパツアーに帯同し、マエストロの音色へのこだわり、各地のホールの状況などを改めて体感するなかで、SK-EXがなぜマエストロに選ばれたのか、実感することが幾つかあったといいます。「まず現代の大ホール向けにした明るい音や大音量を得意としたのではなく、SK-EXはあくまでもナチュラルな音色だという点ではないでしょうか。

工業製品ではなく工芸品のような楽器らしい音。それがマエストロに好まれる『やわらかい音』を出せるのではないかと思います。と同時に、最新のカーボンを採用し、なめらかで均一なタッチの安定感も実現していますので、音色の質とメカニックの両面がバランスよく成り立っていることも挙げられます。また、調律をさせていただいたヨーロッパの7公演は全部が違う響きのホールではありましたが、ホールの響きに対応できるポテンシャルがSK-EXにあることも改めて実感しました」。

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